破傷風は、破傷風菌により発生し、かかった場合に亡くなる割合が非常に高い病気です。
主に傷口に菌が入り込んで感染を起こし毒素を通して、神経に作用し、様々な症状を引き起こします。
通常であれば、皆さんは子どものころに3種混合ワクチンに含まれている破傷風ワクチンを、
①1期(生後3ヵ月~12ヵ月の期間に3回、以降、6ヵ月以上の間隔をおいて1回)
②2期(11~12歳の期間に1回)
に分けて、接種しています。
なので、12歳の時に接種していれば、約10年間、免疫が持続するため、20代前半までは免疫がありますが、以降は、年々免疫力は落ちていきます。
そのような理由で、以前は新生児の発生もみられましたが、近年は30歳以上の成人を中心に患者が発生しています。
大人の方で、傷口を診察し、破傷風発症のリスクが高い場合は、感染予防のために破傷風菌ワクチンの接種が推奨されています。
その場合、必要な接種回数は、3回で、すべて接種いただければ予防率は非常に高いです。
詳細は、お電話でご連絡ください。お待ちしております。
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