お知らせ

魚の目や胼胝(たこ)は歩き方が原因?足のトラブルと対策

足裏に硬い角質ができて痛むことはありませんか?

魚の目や胼胝(たこ)は、足にかかる圧力や摩擦が原因で生じることが多く、歩き方や足の形状が関係しています。
特に、外反母趾や扁平足、サイズの合わない靴を履いている方は要注意です。


魚の目・胼胝(たこ)と尋常性疣贅(いぼ)の違い

魚の目や胼胝は、圧迫や摩擦による角質の増殖が原因ですが、尋常性疣贅(いぼ)はウイルス感染(ヒトパピローマウイルス)によって発生します。

魚の目(鶏眼)胼胝(たこ)尋常性疣贅(いぼ)
原因繰り返しの圧迫で芯が形成摩擦で角質が厚くなるヒトパピローマウイルス感染
特徴中心に芯があり、押すと痛い均一に厚くなり、痛みは少ない表面がザラザラし、複数できる
痛み芯が神経を刺激し、強い痛み痛みは少ない圧迫すると痛むことも
感染なしなしあり(ウイルス性)

見た目だけでは魚の目や胼胝と尋常性疣贅の区別がつかないこともあるため、一度診察を受けることをおすすめします。

尋常性疣贅の詳細は以下をご覧ください。


当院での治療方法

① 削り療法

専用の器具で角質や魚の目の芯を削り、痛みを和らげます。

② 外用療法

角質を柔らかくする薬(サリチル酸製剤など)を使用し、徐々に改善を促します。


歩き方や足の形状が影響することも

魚の目や胼胝は、歩行時の体重のかかり方によって特定の部位にできやすくなります。
特に、外反母趾や足の骨の変形があると、負担が一部に集中し、角質が厚くなりやすい傾向があります。

当院では、レントゲン検査で足の骨の形状を確認し、根本的な原因を調べることが可能です。
外反母趾や足の変形が関係している場合、早めの対策が重要になります。


まとめ

  • 魚の目や胼胝は、歩き方や足の形状が関係することがある。
  • 尋常性疣贅(いぼ)はウイルス感染が原因で、魚の目や胼胝とは異なる。
  • 見た目だけでは区別がつかないことが多く、自己判断せず診察を受けるのが安心。
  • 治療は削り療法や外用療法。
  • 外反母趾や足の骨の変形がある場合、負担が集中して発症しやすい。
  • 当院ではレントゲン検査で足の状態を確認し、適切な治療を行っています。

魚の目や胼胝、いぼでお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください!

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

CAPTCHA